高校生がダイエットでプチ断食をした結果

最近流行りのプチ断食。

比較的楽に痩せられるだけでなく、肌がきれいになるとか、

集中力が上がるとか色々いわれていますが、

これって中高生がやってもいいの？

集中力も上がって一石二鳥なのか？

そんな疑問に実際に高校時代プチ断食を実践していた私が説明しようと思います。

結論を先に言うと、成長期にプチ断食をやるのはおすすめしません！

実際私が体験したメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

この記事は中高生向けの内容なので、大人の人は是非こちらをご覧ください。

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１．実際にしていた内容、期間

一日の食事は

14:00　鶏むね肉のサラダ　（学校の休み時間）
20:00　好きに食べる

いわゆる１６時間ダイエットです

これを一か月行っていました

２．プチ断食のメリット

１）確かに痩せる

やはり一食分の摂取カロリーが減るので１か月で２キロ痩せました。

もともと痩せ気味であったので今思う痩せるというよりはやつれる感じだったと思います。

２）お腹が減るのは初めの数日間だけで、精神的に楽

これもプチ断食の特徴的なメリットの一つだと思いますが、案外お腹は空かないので、

精神的に楽でした。

３）午前中は集中できる

朝食を食べる時間が短縮される上に、眠くならないので午前中の集中力は上がったような気がしました。

逆に言うと午後は.…

ということでデメリットに移ります。

３．プチ断食のデメリット

１）夜に食べ過ぎる

朝我慢した分夜は気持ちが緩んで夜食べ過ぎることが多かったです。

基本はカロリー収支で決まるので、食べ過ぎると意味がないです。

食べ過ぎることによって睡眠の質が下がり、次の日の体調に影響するところが

夜に食べ過ぎることのデメリットだと思います。

２）午後になると集中力が激減（低血糖）

午前中は確かに集中できるのですが、私の場合は

午後になると集中力が一気に落ちました。

目は覚めているけれど頭が全く働かない状態に何度も陥ってしました。

ネットなどでケトン体の働きによって集中できるとか書いてあることがありますが、

あれはかなり厳格な食事管理と、高価なMCTオイルがほぼ必須だったりするので

簡単にケトーシス（脂紡をエネルギーにする）になれるものではありません。

これは安易に糖質制限してはいない理由の一つでもあります。

３）拒食症になりうる（普通の食事ができなくなる）

プチ断食のデメリットの中で一番恐ろしいのはこの拒食症になりうるというデメリットです。

拒食症になると太りたくないという気持ちが強くなり、痩せているのにまだ太っていると思ってしまう病気です。

最悪の場合栄養失調で命に関わる可能性もあるとても怖い病気になる可能性があり、

思春期である中高生（特に女子）は自分の体形に敏感なので特に注意が必要です。

4．高校生でプチ断食をしたい人へ

このダイエットは一時的な飢餓状態を利用しているため、

一時的には集中力は上がりますが、低血糖になったら結局集中できないので集中力向上も狙っている人はほとんど意味がないと思ってください。

プチ断食の研究は大人を対象にしている上に、肥満体形を対象にした人が中心です。

標準、やせ型の人かつ成長期の人が行うとどんな結果になるか分からない上に、

どんなデメリットが起こるのかが分からないのです。

研究者の人たちも成長期の人のダイエットの研究は嫌がるんです。

なぜかというとそれによって成長が止めるととても批判されるからです。

そんなリスクを冒してまで研究しようとしません。

ネットにはいろんな情報が流れていますが、それを鵜呑みにせず、

よく考えてからダイエットを行ってください。

くれぐれも拒食症にならないようにご注意を。

人生マジで狂います。（経験済み）

別にプチ断食に固執しなくても他に健康で痩せられる方法（運動中心）は多くあるので

自分に合ったダイエット法を見つけていきましょう！

まとめ

高校生がプチ断食をすることについて

・痩せるが勉強に影響あり

・成長が止まる、拒食症に発展する可能性があるのでお勧めはしない

・ほかの健康的に痩せる方法（運動中心）で自分に合うダイエット法を見つけよう！

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