進学校の人が夏季講習・冬期講習の時期に予備校を利用するべきか(時間価値を考えよう)
私は冬期講習で予備校に電車で通っていたのですが、あまり上手く予備校を利用することができませんでした。
進学校の人が予備校に通っている割合は多かったですが、田舎でもあるオンライン形式のもの(マナ〇スなど)を自習室目的で利用していた人の方が多かった印象があります。
そこで夏期講習・冬期講習の時期に予備校に利用すべきかを私なりにまとめてみたので是非参考にしてください。
目次
1.進学校の人が予備校を利用する基準
1)実際私が予備校へ行った時のスケジュール
2)受動的な学習は基本非効率
3)ここから分かる予備校へ行く基準
2.進学校の人が予備校を利用しようと思ったときの注意点
1)授業を取りすぎない(当たり前だけど一番重要)
2)必ず復習をしてお金を無駄にしない
3)学校・予備校ともに中途半端に教材をやりこまずに完全に捨てる教材と血肉になるまでやりこむ教材の選択をする
1.進学校の人が予備校を利用する基準
1)実際私が予備校へ行った時のスケジュール
5時 学校の補習が終わる
電車で移動
5時40分 予備校に到着
~2コマの授業(90分×2)~
9時50分 予備校の授業終了
10時30分 自宅に到着
授業の終了の時間で大体どこの予備校に行っていたかわかる人には分かりますね笑
2)受動的な学習は基本非効率
1)を見てどう思うかは人それぞれですが
通っているときから思っていたのが
授業はとても分かりやすくてタメになるけど時間がもったいない!
こんなに時間があれば過去問2教科分解けますよね…
いやいや、予備校で90分×2受けてるんだしカリスマ講師だし無駄じゃないだろ!
と思う人もいるかもしれません。
しかし、この90分の授業の中に無駄な時間が多く存在しているのです。
冬期講習の授業形態はテキストの予習問題を解いて予備校の解説を受けるというもの。
分かってる問題を解説されてもその時間無駄じゃね?
実際に受動的な学習はとても効率が悪いと研究でも明らかになっています。
さらに電車の移動時間まで考えると勉強効率はあまり良くないのでは?
という結論に私は至ったのです。
3)ここから分かる予備校を利用する基準
①超難関大(東大・京大など)を目指す人
②学校の授業があまりに理解できない時 物理
③モチベーションの向上
①は学校のレベルが低すぎる!という人は予備校の最高クラスの講義を受けるべきだと思います。(羨ましい)
②は特に物理の先生の当たりはずれが激しいので予備校のカリスマ教師に教えてもらうことで理解がはかどると思います。
③は同じ志望校を志すライバルがいるということなのでモチベーションアップにつながります。
実際に私もいい刺激になったのは事実です。
結論は自分のやるべき勉強をする時間を少し削ってでも行く価値があるのかをしっかりと考えることです。
2.進学校の人が夏期講習・冬期講習の時期に予備校を利用しようと思ったときの注意点
1)授業を取りすぎない(当たり前だけど一番重要)
授業を取りすぎると受動的な学習が多くなるのでお勧めしません。
特に数学は「分かるようになった」からと言っても「できるようになった」とは限りません。
ここをキチンと理解しておく必要があります。
私は志望校の情報収集の感覚も目的の一つで行ってました。
2)必ず復習をしてお金を無駄にしない
予備校の授業(特に難関大対策)は素晴らしく分かりやすく、面白い授業が展開されるのでそれで満足して復習をしない(分かった気になっている)
というのは勿体ないので、というかお金と時間の無駄なので必ず復習してください。
3)学校・予備校ともに中途半端に教材をやりこまずに完全に捨てる教材と血肉になるまでやりこむ教材の選択をする。
少ない問題を多く復習した方が色んな問題に手を付けて曖昧な知識になるよりマシです。
これは結構勉強のできる人に多いのですが応用問題を解くために応用問題をたくさん解こうとする人がいます。
それももちろん重要なのですがその応用問題の考え方を試験本番で利用することが目的ですよね?
利用するためにはその問題をちゃんと理解する必要があり、その解き方を自分で再現する必要があるので必然と扱える問題数や参考書、テキストが減ってきます。
その扱う参考書やテキストの厳選をしてください!
使うものはとことん使う!使わないものは中途半端にやらない!
これらを守っていれば成績も必ず上がると思います。
まとめ
予備校を利用するときは必ず学んだことを自分のものにしよう。(受けただけで満足しない)
自分のすべき勉強をする時間と受動的な学習を天秤にかけよう。
夏期講習の方がまだ時間に余裕があり、理解できてない部分も多いのでどちらかというとおすすめかなぁ
でも夏期講習はまだ予備校が持ってる情報を渋るからなぁ(笑)
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