京大に12点差で落ちた人間です【不合格体験記】
私は地方国公立理系の者としてブログを一か月程度書いてきましたが、
実は京大の工学部に12点差で落ちた人間です。
私立は学費と、国公立に全力を注ぐために受けませんでした。
主に落ちた理由は、精神疾患（摂食障害）と国語があまりにも苦手でサボったことです。
そして現在は上位（自称）国公立理系に進学しました。
河合塾の偏差値では57.5～60ぐらいの大学です。
不合格体験記はあまり出回っていないので、私が京大に落ちた原因を自分なりに説明しようと思います。
そもそも不合格体験記が少ない理由は、
受験に失敗したので思い出したくないというのと、
自信がないからブログなどでわざわざ情報発信しないという理由だと思います。
ですが、誰かの役に立って欲しいと思い、この記事を書きました。
目次
１．私が京大に12点差で落ちた理由
１）精神疾患（摂食障害）による勉強効率、集中力の低下、メンタルの不安定
２）国語をあまりにも放棄しすぎた
２．私と同じ様な失敗をしてほしくないのでアドバイス…
１）ヤバいと思ったら休もう。一日ぐらい休んでも何も変わらない。
２）苦手教科は克服した方がいい。かもしれないが実際は分からない。
３）直前は勉強より心身の健康の方が大事
１．私が京大に12点差で落ちた理由
１）精神疾患（摂食障害）による勉強効率、集中力の低下、メンタルの不安定
私は高校一年の夏に摂食障害を発症（現在は完治）し、
症状はほぼよくなっていたものの、
共通テスト（過去で言うセンター試験）一週間にぶり返し、3日前にも過食、
メンタルボロボロの状態で共通テストに臨んだことが原因だと思われます。
とても良い先生に出会ったおかげで過食嘔吐に移行はせず、
現在は完治したのですが、
やはり試験前の精神状態はどうしようもありませんでした。
とはいっても影響が出たのは国語だけだったのですが…(笑)
２）国語をあまりにも放棄しすぎた
昔からずっと国語が苦手で、高校に進学してからも国語を放棄。
古文漢文もまともに勉強しなかったので
共通テストの国語でまさかの6割しか取れませんでした。
国語以外はちゃんと8割以上取っていたんですけどね(笑)
そして二次試験でもしっかり２割という驚異の苦手っぷりを発揮しました。(笑)
理系科目（特に化学）は自信があり、
本番でも中々の点数は取れたのですが、
数学であと一歩頑張れればなーって思っています。（国語じゃないんかい笑）
２．私と同じ様な失敗をしてほしくないのでアドバイス…
１）ヤバいと思ったら休もう。一日ぐらい休んでも何も変わらない。
精神的な不調だけでなく体の不調のときなどもそうですが、
体調が悪いときに無理をしても勉強の効率は悪いです。
その分他の日で取り戻せば大丈夫ですし、不調が長引いた方がデメリットは大きいので
思い切って休むことも必要だと思います。
たまにはゲームをしたり、自然の中に身を置いてみたり、
美味しいものでも食べて心身共にできるだけ健全な状態を保てるといいと思います。
２）苦手教科は克服した方がいい。かもしれないが実際は分からない。
この失敗談を聞くと、やはり苦手科目を克服した方がいいなー。
と思うかもしれませんが、12点なんて本当に当日の運でひっくり返ります。
理系科目の二次試験の配点がとても高いので国語0点でも受かる！
ぐらいの気持ちでも受かる人は受かると思います。
過去記事でも苦手教科についての考えを述べていますが、
その人なりの戦略があると思うので、必ずしも苦手教科にまっとうに向き合う必要があるのかというと
実際はあまり必要ではないかもしれないです。
（もちろん配点が大きかったら見逃せませんよ！）
３）直前は勉強よりも心身の健康の方が大事
私の同級生にも京大を受けて落ちた人がいましたが、
その人は学年でも常にトップにいて絶対受かるだろう、という人でした。
ここで言いたいのは、
たとえ受かる実力があったとしても当日のコンディションによって
落ちることなんてざらにある
ということです。
なので今の時期にあったアドバイスではありませんが、
一週間前になったら睡眠をよくとることは最低限した方がいいと思います。
秋ぐらいになったら模試などで練習しておくといいかもしれません。
最後に
私は摂食障害がまたぶり返したらいけないと思い、浪人をあきらめるという決意をしましたが、本当に同じ思いをしてほしくないので、
摂食障害につながるような行動（過度なダイエット）などはせず、
精神的にきつかったら誰かに相談したり、休んだりしてほしいと思います。
