受験生で筋トレしていない人は今すぐやりましょう【科学的根拠あり】
筋トレにどのようなイメージがありますか?
「筋トレはキツい」というイメージを持っている人はかなり多いと思いますが、
受験生こそ筋トレをしましょう!
勉強時間を削ってまで筋トレをした方がいいの?
軽い筋トレでも得られる効果ってどのくらいあるの?
このような疑問を持っている人は是非本記事を読んでいって下さい!
私は高校時代に摂食障害にかかり、激しい筋トレをするためにテスト週間中でもジムの行き帰り含めて毎日2時間とっていました(やり過ぎです)が、
それでも定期テストの成績は半分以上、数学では上位20位以内をキープしていました。
(高校は県内トップクラスの進学校でした)
ここまで勉強時間を削っても成績がよくなるのは、筋トレ(運動)のおかげなのです!
以下で説明する筋トレのメリットを見たら
あなたは筋トレせずにはいられなくなるでしょう(笑)
1.受験生こそ筋トレをすべき理由
1)ストレス発散、気分転換になり、ポジティブになる
筋トレをすると、脳から幸せホルモンと呼ばれているドーパミンが出て、
気分が高揚し、ポジティブな思考ができるようになります。
また、セロトニンによって心が落ち着いたり、テストステロンによって自身がでてきたり…
と、筋トレをすることで得られる効果は絶大です。
筋トレと言っても、そこまでハードにやらなくても
これらのメンタル的なメリットは得られることが分かっているので、
辛いのが苦手な人も軽い筋トレから始めましょう!
2)学習能力が上がる
筋トレをすることによってBDNFという新しい脳細胞を生み出すしたり、脳細胞の活性化をしたりする物質が出ます。
その脳細胞が学習をすることによって学習能力が高まります。
詳しい話をすると長くなるので割愛しますが、
とにかく筋トレをすると地頭がよくなります。
クラスに勉強と運動の両方ができる人間っていませんか?
これは運動によって地頭そのものがよくなっている可能性が十分にあるのです。
なので、地頭力を鍛えたいと思った人も筋トレをしましょう!
3)集中力が上がる、回復する
ジョージア大学の研究では、
20分の軽い運動をした後の3~4時間は認知能力、集中力、洞察力が高まるそうです。
勉強をする上で、集中力の維持はとても重要です。
そこで、軽くでも筋トレを行うことによって、全身の血行が良くなり、
エネルギーの源である酸素が頭に供給され、集中力が高まります。
脳の集中力が改善します。
このような短期的な集中力の改善だけでなく、
筋トレを習慣にすることによって基礎的な集中力が向上するといった
長期的な集中力のメリットも存在します。
4)運動不足解消、肥満の抑制、そしてモテる…かも?
筋トレそのものにそこまでカロリー消費は見込めませんが、食欲抑制効果があります。
また、ストレス解消の効果も相まって、勉強のストレスによる食べ過ぎをかなり防ぐことができるようになります。
また、受験生はずっと座っていることが多いので、運動不足になりがちです。
筋トレは有酸素運動よりも短時間で終わるので、運動不足の解消に持ってこいでしょう!
さらに見た目もよくなってモテるかも…
これは科学的にも証明されていて、男性限定ですが、
テストステロンと呼ばれる通称モテホルモンによって男性としての魅力が増し、モテやすくなるらしいです。
モテなくても自分の見た目がよくなると必ず自己肯定感は増しますので、
受験を乗り越えるメンタルを持つためにも筋トレをしましょう!
2.受験生が筋トレをするときのポイント
1)筋トレの時間は朝、または、集中力が切れた夕方
筋トレをする時間は寝る前以外なら、いつでもいいのですが、
あえておすすめするなら朝と夕方です!
朝筋トレをすることによって午前中の勉強が効率よくでき、
それによる自己肯定感の上昇によって
一日集中することができる確率が跳ね上がります。
特に理系の人は、数学や物理などの理解の比率が高い教科は午前中に行った方が勉強効率が良いので、
午前中の集中力を上げるためにも、特に通学をしない休日の朝に筋トレを取り入れてみてはいかがでしょうか?
また、上で解説した通り、筋トレを行うと集中力の改善やストレス発散の効果があるので、
「集中力が下がってきたな…」
「やる気が無くなってきたな…」
というタイミングで筋トレを取り入れるのもとてもおすすめです!
2)筋トレのメニューはすぐに取り掛かれるものでOK
筋トレをするのに準備は必要ありません。
受験生は家の狭いスペースでもできる腕立て伏せやスクワット、
腹筋や背筋など、よく知られているもので十分です。
筋トレをする際におすすめのYouTuberはメトロンブログです!
https://www.youtube.com/playlist?list=PLSUkXDHaXUr11T9...
この人は、家でできる筋トレを色々紹介しているので、
受験生がやるべき短時間で終わる筋トレのメニューを詳しく知りたい方はこちらを是非参考にしてみてください。
3)超ハードな筋トレはやらない(ハマりすぎない)
超ハードな筋トレをやり過ぎると単純に疲れます。
特に下半身の筋トレを全力でやり過ぎるとその日だけでなく、
次の日まで疲労が残ってしまう場合もあるので注意しましょう。
私は摂食障害という病気になっていたので、ハードな筋トレをやってしましましたが…
また、筋トレそのものが楽しくなってきて勉強<筋トレにならないように注意してください(笑)
3.受験生だから筋トレしてる時間が勿体ない!という人へ 「とにかく体を動かそう」
1)運動してる時間があったら好きなことしたい。というのは間違い
「わざわざ筋トレをしている時間があったらその分ゲームしたい」
テキスト「筋トレをしている時間がもったいない」
そう思っている人はいませんか?
しかし、勉強時間を削って運動した方が集中力が上がり、
質の良い勉強、睡眠ができるようになるので、
わざわざ筋トレをした方が「勉強時間」が減ったとしても
本質的な「勉強量」が増えることがほとんどです。
なので、好きなことをする時間を少しでも多く残したいなら、短い休憩を挟む度に短時間の筋トレをすることをおすすめします!
2)筋トレをすると筋肉がすぐ大きくなるから嫌だ
これは女性の方によくありがちなことですが、
筋トレをするとすぐ筋肉が大きくなると思っているという誤解です。
女性の人は超本気で筋トレをしてプロテインをガンガン飲まないと筋肉は大きくならないので安心してください!
そうはいっても筋トレした後明らかに脚が太くなっているんですけど!
と思う人がいると思います。
しかし、それはパンプアップと呼ばれる一時的に筋肉が大きくなる現象であり、
30分、多くても1時間もすれば元の脚の太さに戻っています。
どころか、長時間低負荷の筋トレをするとかえって脚が細くなるので、
是非女性の方もためらわずに筋トレをしてみてください!
3)筋トレじゃないけど通学はマジでいい運動になる
筋トレをしなくても通学で自転車をこいでいる人はかなりの運動ができます。
自転車を全力で漕ぐととてもいい下半身の筋トレ&有酸素運動になります。
生活習慣が乱れて朝ギリギリの時間に起きたせいで車で送ってもらっている人はいませんか?
通学はとてもいい運動の機会なので、自転車で行ける距離の人は必ず自転車を使うようにしましょう!
4)勉強は座ったままでないとできないという誤解
勉強はが座ったままでないとできない。
というのは半分正しくて半分間違いです。
数学などの思考力を多く必要とする科目では、座って学習した方がいい成績が取れたというデータも存在しますが、
基本的には立って勉強をした方が学習効率が上がるという研究が一般的となってきています。
さらに、語学学習では歩きながら行ったときの成績の向上がさらに顕著にみられているそうです。
すでにグーグルなど、海外の企業はスタンディングデスクを取り入れていて、
日本の学習環境というのは後れを取っているのが現状です。
なので、スタンディングデスクがあると書く勉強もできますが、
スタンディングデスクがなくても
暗記物をするときや、英語の音読をするときなどは
立って部屋の中を歩き回りながら勉強しましょう!
4.最後に
筋トレじゃなくても少しでも運動時間を作ればOK
これを言ってしまうとタイトル詐欺のような気がしますが、
筋トレや運動をした方がいいのは、運動することで得られる受験勉強へのメリットがとても多すぎるからです。
長時間座って勉強しているデメリットはとても大きいです。
- 頭の回転が遅くなる
- 学習効率、集中力が下がる
- メンタルが病む
- 運動不足につながって免疫力が下がる etc...
個人的には筋トレがとてもおすすめなのですが、
少しでも座りっぱなしの時間を減らして散歩やストレッチをしましょう!