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摂食障害×大学受験を経験したが、完治させた人間による メンタルに優しい食事法

大企業勤めで今年定年の伯父の話【運と時代がよかった】

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このシリーズの前回の記事を見ていない方はこちらから是非見て行ってください!

 

wk117.hatenadiary.com

 

大企業に入って出世コースであったにも関わらず、祖父の会社を継ぐために大企業をやめた父、

 

一方、大企業に残った父の兄(伯父)は今年で定年になるので、

 

大企業で定年まで働いた感想を聞きました。

 

※本記事は会社員と社長のどちらが楽か、良いかの個人的な意見を書いているものではありません。

※自分から見て父、祖父、伯父としています。

 

1.大企業で定年まで働いた伯父の話「運と時代がよかった」

1)祖父の会社を継がなかった理由は

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伯父は私立全落はちしたのですが、

受かるはずがないと思っていた国立大学(理系)に合格、

 

その後も大企業に運良く内定をもらい、大企業勤めがスタートしたそうです。

 

さらに、運よく出世をする課長の下に配属され、出世への道を進んでいったそうです

 

この勢いがある中で中々大企業をやめて、不安定な中小企業の社長になりたいとは思えなかったと言います。(まあそうですよね)

 

父ともめた時期もあったそうですが、父(弟)が会社を継ぎ、自分は大企業に残ることができたそうです。

 

今でも父には感謝していると言っていました。

 

兄の方が権力が強かったのか。それとも父の性格の問題なのか…

 

2)運と時代がよかったおかげで

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大企業に就職できたからと言って安泰なわけではなく、大幅な赤字でリストラになったりすることもありますが、

 

伯父が勤めていた会社は危機はあったものの、あまり影響はなく定年まで勤めることができたと言います。

 

さらに、ここ5年くらいで年功序列制度の廃止の傾向が出始めたらしく、年功序列で給料が貰えたのはとても時代がよかったと教えてくれました。

 

やはり、ひと昔前の時代は大企業=一生安泰

という傾向がとても強かったのだなぁと思います。

 

(それでもネットの大企業は安泰ではないという記事は

誇張され過ぎのように思いますが…)

 

さらに、出世する課長の下で働けたからよかったという発言も何か考えさせられるものがありますよね(笑) 

 

  • 年収はサラリーマンだと2000万円が限界
  • 自分の好きなことをしてさらに稼げるようになるにはサラリーマンだと無理

とか言うインフルエンサーの方はとてもいますよね。

 

確かに間違いではないと思うのですが、

成功してからそれを言われても… それも集客の技の一つなのか?

 

と私は父の現実を見て思ってしまいます。

 

少なくとも伯父は大企業のメリットを受けられていたと感じました。

 

しかし、運がよかったからと言って全てよかったわけではありませんでした

 

2.大企業に入ったことの最大のデメリットは?

1)海外出張が多くなって家族の時間が取れずに…

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海外での会議に参加できるチャンスが訪れ、それから海外を渡り歩く機会が増えていきました。

 

その結果、家族と過ごす時間が減ってしまいました。

 

そして、ある年の年末に、子供から「年末年始帰ってくるな」と言われたそうです。

 

これはかなり精神的にヤバいですな…

 

できれば家族と一緒にいる時間を長くしたい。

しかし、自分の出世のため、家族を養うためには海外出張もやむを得ない…

 

福利厚生はとてもいいし、出張手当も出るのですが、

これが大企業勤めの個人的な最大のデメリットだったと言います。

 

今では子供も大人になり、そこまで関係が悪いわけではないようですが、伯父は関係の薄さは自分のせいだと受け入れているそうです。

 

 仕事と家庭の両立の難しさは大企業、中小企業共通の問題だとは思いますが、

 

国内・海外と幅広く視点を持つ大企業で、

海外出張などで中々家に帰れないというのは大企業特有なのではと思います。

 

2)給料の上昇<<責任の増大

給料の上がり方の数倍、責任が大きくなる。と言っていました。

 

責任が大きいために、自分の行った仕事によって会社、部署の業績が落ちる…

と思うとかなり精神的にキツいらしいです。

 

また、人づきあいがとても大変になり、実質的な仕事の量が自分は増えたような気がすると言っていました。

 

最近は出世を望まないどころか、フリーターやフリーランスを望む人も増えているらしいので、

自分でメリット、デメリットを調べ、考えて生きていかないといけないと思いました。

 

最後に

 ここまで大企業を辞めて祖父の会社を継いだ父と、大企業で勤めた伯父の話をしてきましたが、結局何が正解なのかは分かりませんし、人によって正解は変わると思います。

 

でもいかに自分が行った選択をよりよくしていけるかにかかっていることは確かだと思います。

 

大学生となって将来を考える機会が増えましたが、何とか現代の社会に食らいつけるように頑張ろうと思います。

 

次こそは母型の父が言う経営者の意見を書いていきたいと思います。